NINGEN OK_『体温の行方』

NIN-003

2,343円(税込)

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ライブDVD一枚をリリースしたのみでFUJI ROCK FESTIVAL’12の ルーキーステージに出演するなど、その圧倒的なステージングが話題 の轟音ロック・デュオ、NINGEN OK(ニンゲンオーケー)。金沢を 拠点に、web展開も含めてD.I.Yなスタンスで活動を続けてきた彼ら は、「すべてをライブに集中させたかった」として、これまで一度も 音源を制作してこなかった。だが、”KAIKOO POPWAVE FESTIVAL” に二年連続で彼らを招聘したインディペンデント・レーベル POPGROUPの熱烈なラブコールを受け、初となるレコーディングを 開始。デビューアルバム『体温の行方』を完成させた。 90'sオルタナティブ~インディー・ロックやUSハードコアに影響を 受けてきたと公言する彼らの音楽は、ソリッドに刻まれるギターとタ イトかつ変幻自在のドラミングが絡み合い、競い合い、ときには激し く衝突し合いながら生み出される、ノイジーなインダストリアル・サ ウンドである。表面上は無機質にも聴こえるが、ダンスミュージック としての高揚感を持つだけでなく、シンセサイザー(ピアノ)による 叙情的なフレーズやデジタルエフェクトを全面的に採り入れたこと で、非常にエモーショナルな響きを獲得。「僕らにとってロック=怒 りの爆発ではなくて。ハードなサウンドだけれども、愛情表現 であるっていうのは揺るぎない」とメンバーが語るように、生 命力や人間愛が滲み出た、ポジティブなオーラを纏っているの が大きな魅力と言えよう。 レコーディング面では、ステレオではなく、敢えてモノラルに よるミックスが採用されている。これは、音源としての魅力を追 求する中でメンバーが判断したもので、「各パートから“誰かが 弾いている”という記号性を排除して、スピーカーからひとつの “塊”として聴こえるようにしたかった」との意図が込められて いる。テクニカルでノイジー、そしてダイナミックな曲展開と、 NINGEN OKの魅力が詰まった「M2 NINGEN BLACK」、ギター、 ドラム、ピアノが鮮やかに交わる「M7 NINGEN CRACK」、穏や かでフィナーレに相応しい「M9 NINGEN DAYS」など全9曲を収 録。ライブで培われたサウンドの緊張感、そして音源ならではの アイデアが封じ込められたこのデビュー作『体温の行方』は、 デュオ編成とは思えないほどのスケールと切れ味を提示した、 雄渾無双のロック・アルバムだ。

1) NINGEN CITY 四角い朝 と 街の呼吸「」
2) NINGEN BLACK やさしく呼ぶ声 と クロい浴室
3) NINGEN GRINDER 首もとの小さなホクロ と 鉄を削る香り
4) NINGEN LOVE 超硬質高純度鉄製愛情痙攣狂気の狭間に胸で鳴る爆音 と 繋いだ柔らかな手
5) NINGEN LUCKY 左手から送る体温 と 四角い陽が沈むまで
6) NINGEN CALL しばらくの沈黙 と 降った雨の跡
7) NINGEN CRACK 割れた夜が降注ぐ帰路 と いつもの電話の声
8) NINGEN THANKYOU 愛を発電、あなたへ放電、世界に感電。
9) NINGEN DAYS 愛しい月が、HI&LO 美しく、今日も照らしてくれている。

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